最近、“まつエク”と呼ばれることの多い「まつげエクステ」は、まつげエクステンションの略称で、まつげに専用の接着剤を使って、人工のまつげを地まつげに装着していきます。元々1980年頃に韓国のつけまつげ工場で、余った人工まつげを再利用したのが始まり。日本で本格的に普及し始めたのは2003年頃と言われています。
まつげエクステは、人工まつげをグルー(接着剤)で装着していきます。人工まつげには、ミンクやシルク・セーブルといった種類がありますが、価格だけでなく、加工方法によって、ツヤやコシ、ハリなどが変わってきます。カールはCカールと呼ばれる強いものからJカールと呼ばれるナチュラルなものまで。長さは7mm~15mm、太さは0.1mm~0.2mmまで0.05mm単位で選ぶ事ができます。また、地まつげ2~3本を束にして人工まつげを装着していくタイプと、地まつげ1本に人工まつげを1本ずつ装着していくタイプのやり方があります。
最近では、自分で出来るまつげエクステのキットなども販売されていますが、両目で20~200本のエクステを、専用のグルーで付けていく細かい作業のため、自分でやるのは難しいです。デザイン性だけでなく、持続性・安全性も配慮すると、プロのいるサロンで安心して施術される事をおすすめします。まつげエクステは、まつげの毛周期と一緒に伸びたり抜けたりしますので、サロンで着けた場合3週間~5週間ほど持ちますが、2~3週間に一回はサロンに行く事によって、いつもきれいな状態を保つ事が出来ます。
上でも紹介したように、人工のまつげには色々な種類がありますので、初めてまつげエクステを付ける方は、どれを選べば似合うのか、わからないと思います。一般的に、日本人のまつげの太さは0.1mm程度なので、自分と同じくらいの太さを。長さは平均6~8mmと言われていますので、地まつげより1~3mmほど長いもの。本数は両目で80本~120本ほどで付けてもらうと、自然な仕上がりになるでしょう。まだ何が似合うかわからない場合は、サロンで自分のなりたいイメージを伝え、プロと相談しながら決めると良いでしょう。