メイクをする時、多くの人がお金や時間をかけているまつげですが、マスカラをするにも、まつげエクステをするにも、まず地まつげが健康である事が一番です。健康なまつげを維持するために必要な事は、まつげを傷めない事と、今あるまつげにより栄養を与える事です。
・食べ物から栄養をとろう
昆布やわかめなどのヨウ素の多い食品や、甲状腺ホルモンの分泌を整えてくれる亜鉛、鉄分を多く含むひじきや牡蠣などもおすすめです。抜け毛の予防にはナッツや玄米など、ビタミンEを多く含む食品。丈夫なまつげを作るには、ゴマが良いでしょう。また、ビタミンB群の中のビオチンを摂取すると良いと言われていますが、これは肉や魚、野菜や乳製品など、多くの食品に含まれているので、バランスの良い食事を心掛けましょう。
・規則正しい生活
健康なまつげに大きく関わってくるのが甲状腺ホルモン。喫煙やストレスは、甲状腺の病気に悪影響を与える可能性があります。バランスの良い食事に加え、適度な運動、休養を意識していきましょう。
・まつげ美容液
髪の毛をトリートメントするのと同じように、まつげにも美容液が必要です。夜、メイクを落とした後や、ビューラーをする前のコーティングとして利用するのがおすすめのタイミングです。
・ビューラーの間違った使い方
一般的に、ビューラーで根元・真ん中・毛先の3段階に分けてカールすると良い。と言われますが、無理に根元からあげようとして強く引っ張るなど、やり過ぎてしまうと、まつげが抜けたり、切れ毛の原因となります。
・ホットビューラーを長時間当てる
なかなかビューラーでうまくあがらないまつげを、きれいにあげるのに役立つのがホットビューラーです。とても便利なのですが、長時間当てるとまつげは傷んでしまいます。なぜなら、まつげも玉子と同じタンパク質で出来ているので、玉子に火を通すと水分が蒸発して固くなるのと同様に、熱の当て過ぎによってまつげが固くなってしまい、切れ毛の原因になるので気をつけましょう。
・つけまつげを無理に外す
つけまつげをまつげの根元ギリギリに着ける時に、まぶただけでなく、地まつげにもグルーがついてしまうことや、つけまつげの上からマスカラを塗っているのに、メイクをオフする前に手で取り外してしまうことで、地まつげが抜けてしまいます。また、まぶたはとても皮膚が薄くデリケートです。つけまつげを無理に取り外すのは、まつげが抜けてしまうだけでなく、まぶたの炎症などを起こしてしまう可能性があるため、無理矢理取り外すのではなく、しっかりリムーバーを使って取り外しましょう。
上記の他にも、アイメイクを落とす際に目を強くこすってしまうことは、地まつげを傷つけたり、切れ毛の原因にもなります。このように、まつげのメイクには注意するべきポイントが多いのですが、規則正しい生活を心がけながら、地まつげを大切にすると、健康なまつげを保つことができ、より魅力的な目元になるでしょう。